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結論:側面の「医薬部外品」「有効成分」の文字で見分けます
ドラッグストアの棚には、まったく性質の違う製品が並んでいます。日本ヘアカラー工業会(JHCIA)の記載です。
店頭には、ヘアカラー(医薬部外品)と染毛料(化粧品)が陳列されています。ヘアカラー(医薬部外品)には、「医薬部外品」や「有効成分」の文字が記載されていますので、その表示が見分けるポイントとなります。「医薬部外品」や「有効成分」の表示は、主に製品の側面で確認することができます。
正面ではなく側面です。色見本や商品名は正面にありますが、分類は側面に書かれています。
「医薬部外品」と「化粧品」では、主に使い方や色持ちなどが異なります。
1. 4つの分類と、色持ち
| 分類 | 区分 | 通称 | 色持ち | パッチテスト |
|---|---|---|---|---|
| 【A】永久染毛剤 A-1 酸化染毛剤 | 医薬部外品 | ヘアカラー/ヘアダイ/白髪染め/おしゃれ染め | 2〜3か月 | 毎回必須 |
| 【A】A-2 非酸化染毛剤 | 医薬部外品 | オハグロ式白髪染め | 約1か月 | 毎回必須 |
| 【D】脱色剤・脱染剤 | 医薬部外品 | ヘアブリーチ/ヘアライトナー | (染める作用なし) | 過硫酸塩配合はできません |
| 【B】半永久染毛料 1回で染まるタイプ | 化粧品 | ヘアマニキュア | 約2〜4週間 | — |
| 【B】連続使用で徐々に染まるタイプ | 化粧品 | カラートリートメント/カラーリンス | — | — |
| 【C】一時染毛料 | 化粧品 | ヘアマスカラ/ヘアカラースプレー/ヘアマーカー/ヘアファンデーション | 一度のシャンプーで洗い流せる | — |
白髪染めもおしゃれ染めも、同じ【A-1】です。分類が同じなら、髪や頭皮への作用の仕組みも同じです。
2. 髪の傷みで選ぶなら
JHCIAは半永久染毛料について、両タイプとも同じ記述をしています。
繰り返し染めても毛髪の傷みはあまりありません。
ただしヘアマニキュアには別の注意があります。
皮膚につくとすぐに取れにくいことがあります。
一時染毛料については、こうです。
塗るだけなので、手軽に使用できます。一度のシャンプーで洗い流せます。
根元の白髪が気になるが、まだ染めるほどではない、という場面で使える分類です。髪が1か月で約8〜10mm伸びるという数字(毛髪の基礎知識)と合わせて考えると、間隔の設計ができます。
3. 剤型も分類ごとに違います
| 分類 | 製品の形態 |
|---|---|
| A-1 酸化染毛剤 | クリーム/乳液/液状/エアゾール/泡/粉末 |
| A-2 非酸化染毛剤 | クリームのみ |
| D-1 脱色剤 | 液状/クリーム/フォーム/スプレー/パウダー混合 |
| D-2 脱染剤 | パウダー混合/クリーム |
| B 半永久(1回で染まる) | エアゾール/ジェル |
| B 半永久(徐々に染まる) | クリームのみ |
| C 一時染毛料 | マスカラ/エアゾール/パウダー/マーカー |
4. サロンで受ける場合
JHCIAは理美容室について、こう説明しています。
理美容室では、お客様の「要望」、「髪質やコンディション」、「体調」などカウンセリングしながら、薬剤を選定し、様々なお客さまの好みに応えられるよう、多数の色を用意してあります。また、新しく生えた部分と既にヘアカラーした部分で薬剤の使い分けやハイライトやホイルワークなど理美容師さんならではのテクニックもあります。
根元と毛先で薬剤を変える。市販品では基本的にできない部分です。ただし分類そのもの(医薬部外品か化粧品か)はサロンでも同じです。サロンで受ける際の確認事項は別記事にまとめています。
5. 選ぶ順番
- どのくらい持たせたいかを決める(1日/2〜4週間/1〜3か月)
- その期間に合う分類を選ぶ
- 製品の側面で「医薬部外品」「有効成分」の有無を確認する
- 医薬部外品なら、48時間前のパッチテストを毎回できるか確認する
- かぶれた経験があれば、まず皮膚科へ
1番を飛ばして製品から選ぶと、たいてい合いません。色持ちについては別記事に詳しくまとめています。
当サイトでは、個別の製品がどの分類に当たるかを判断できません。製品の表示をご確認ください。
ホームケア用品を探す場合
以下は広告です。当サイトではこれらの製品の効果を検証していません。広告内の表現は広告主によるものです。成分・価格・定期便の条件は変更されることがあるため、必ず公式サイトでご確認ください。
アウトバスなど、自宅のケア用品:
美容室専売のヘアケア用品・美容家電を扱う通販サイト(サロンを検索・予約するサイトではありません):
FAQ
カラートリートメントは染毛剤ですか。
JHCIAの分類では【B】半永久染毛料(連続使用して徐々に染まるタイプ)にあたり、区分は化粧品です。
「医薬部外品」と書いてあるほうが効きますか。
JHCIAは「主に使い方や色持ちなどが異なります」としています。永久染毛剤は「染毛効果や脱色効果にすぐれている」とされる一方、毎回のパッチテストが必要です。
白髪染めのほうが髪が傷みますか。
白髪染めもおしゃれ染めも同じA-1(酸化染毛剤)に分類されています。
ヘアマニキュアなら傷みませんか。
JHCIAは「繰り返し染めても毛髪の傷みはあまりありません」としています。ただし「皮膚につくとすぐに取れにくいことがあります」という注意もあります。
表示はどこを見ればよいですか。
「『医薬部外品』や『有効成分』の表示は、主に製品の側面で確認することができます」とされています。
参照した一次情報
- 日本ヘアカラー工業会「ヘアカラーリング製品の特徴を理解しましょう」(ご自宅で染められる方へ) jhcia.org
2026年9月15日確認。医薬部外品と化粧品の違い、側面での見分け方、A・B・C・Dの分類と通称・形態・色持ち・特徴に関する引用はこのページに基づきます。 - 日本ヘアカラー工業会「ヘアカラーリング製品の特徴を理解しましょう」(理美容室で染められる方へ) jhcia.org
2026年9月15日確認。理美容室でのカウンセリングと薬剤の使い分けに関する引用はこのページに基づきます。
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この記事は当サイト運営者が執筆しました。医師による記事ではありません。上記の確認日以降に日本ヘアカラー工業会の記載が変わっている可能性があります。症状がある場合は皮膚科を受診してください。


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