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目次
結論:ヘアカラーでかぶれる美容師は、ほぼ全員が手荒れをしています
日本ヘアカラー工業会(JHCIA)が理美容師向けに出している記載です。
ヘアカラーでアレルギーになることと、手荒れは密接に関係しています。ヘアカラーでかぶれる理美容師の皆さまは、100%手荒れをしているといっても過言ではありません。まず、理美容師の皆さまご自身の手荒れを予防することが重要で、それには手袋の着用が不可欠です。
つまり手荒れは「職業病だから仕方ない」ではなく、アレルギーの入り口だという整理です。この記事はサロンで働く方向けですが、自宅で染める方にも同じ理屈があてはまります。
1. なぜ手荒れがアレルギーにつながるのか
手荒れにより皮膚のバリア機能が低下し、ヘアカラーやパーマの成分等でアレルギーを引き起こす可能性が高くなります。
荒れた皮膚から成分が入りやすくなる、という説明です。そして手荒れの要因も示されています。
シャンプーによる脱脂、ヘアカラーやパーマの刺激が大きな要因です。手荒れの発症はアレルギーを引き起こす可能性が高くなります。
薬剤だけでなく、シャンプーも要因に挙がっています。「カラーのときだけ手袋」では足りない、という話につながります。
2. 手袋は全作業で、使い捨てで
手袋の使用を徹底することが重要です。シャンプーはもちろん、全ての作業に手袋を着用しましょう。使い回しせず、「使い捨て」使用が望ましいです。また、ハンドクリームをこまめに使用することも有効です。手指(指先や指の間まで)にいきわたるまで、しっかりと塗りましょう。
3点あります。
- 全作業で着ける(シャンプーを含む)
- 使い回さない
- ハンドクリームは指先と指の間まで
3. 手袋の材質まで指定されています
ここは知られていない部分です。
染料が透過しにくい点から『ニトリル製』が望ましいです。また、ニトリル製手袋でも加硫促進剤不使用のものがよく、手首までしっかり隠れる長さのものをご使用ください。サロンごとに手袋をしっかりと選定し、使用していくとよいでしょう。
| 条件 | 理由(JHCIAの記載) |
|---|---|
| ニトリル製 | 染料が透過しにくい |
| 加硫促進剤不使用 | 「ニトリル製手袋でも加硫促進剤不使用のものがよく」と記載 |
| 手首までしっかり隠れる長さ | 同上 |
| 使い捨て | 使い回さない |
「ゴム手袋なら何でもいい」ではありません。加硫促進剤は、それ自体がアレルギーの原因になり得る物質として知られていますが、当サイトではその点についての一次情報を確認していません。JHCIAが「不使用のものがよく」と書いている、という事実のみお伝えします。
4. 2週間が目安です
手荒れが2週間以上続くような場合には、皮膚科医を受診して、しっかりと治すことが大切です。
2週間という具体的な線が示されています。「そのうち治る」で流さないでください。
5. 施術中の手袋について
JHCIAは別のページでも、手袋の着用を繰り返し求めています。
理美容師の皆さまご自身をかぶれから守るために、必ず手袋をして施術しましょう。
理美容師の皆さまは、お流しの際には必ず手袋をして行いましょう。
ブリーチ剤については、粉末の扱いにも注意が示されています。
薬剤を調合する際は、手袋を着用するなど直接皮膚につかないようにご注意ください。更に、パウダーを吸引しないようにご注意ください。
ブリーチ剤のリスクは別記事にまとめています。
6. お客様の目が気になる場合
JHCIAは、手袋着用について「理美容師の手袋着用に関するお客様意識調査結果」という資料を公開していると案内しています。当サイトでは、その調査の内容・対象・結果を確認していません。数字は引用しません。JHCIAのページからご確認ください。
ただ、上に挙げたJHCIAの記載を読むかぎり、手袋の着用は「配慮」ではなく「予防のために不可欠」という位置づけです。
7. 今日からやること
- シャンプーを含む全作業で手袋を着ける
- 手袋をニトリル製・加硫促進剤不使用・手首が隠れる長さに切り替える
- 使い回さない(1施術ごとに交換)
- ハンドクリームを指先と指の間まで塗る習慣にする
- 手荒れが2週間以上続いたら皮膚科へ
当サイトでは、個別の症状の診断や治療について判断できません。症状がある場合は皮膚科を受診してください。
サロン用品を探す場合
以下は広告です。当サイトでは、このサイトが上記の条件(ニトリル製・加硫促進剤不使用・手首が隠れる長さ)を満たす手袋を扱っているかを確認していません。美容室専売のヘアケア用品・美容家電を扱う通販サイトで、サロンを検索・予約するサイトではありません。
手袋は、上の3条件を満たすかどうかを製品の表示でご確認ください。買う場所の話はその次です。
FAQ
シャンプーのときも手袋が必要ですか。
JHCIAの記載は「シャンプーはもちろん、全ての作業に手袋を着用しましょう」です。手荒れの要因として「シャンプーによる脱脂」が挙げられています。
手袋をすると細かい作業がしにくいのですが。
当サイトでは作業性について判断できません。JHCIAは「サロンごとに手袋をしっかりと選定し、使用していくとよいでしょう」としています。
加硫促進剤とは何ですか。
当サイトでは、この物質についての一次情報を確認していません。JHCIAが「ニトリル製手袋でも加硫促進剤不使用のものがよく」と記載している、という事実のみお伝えします。
もう手荒れしています。
JHCIAは「手荒れが2週間以上続くような場合には、皮膚科医を受診して、しっかりと治すことが大切です」としています。
ハンドクリームだけで足りますか。
JHCIAはハンドクリームを「有効」としつつ、その前に「手袋の使用を徹底することが重要」と書いています。順番があります。
参照した一次情報
- 日本ヘアカラー工業会「手荒れ、かぶれの防止」 jhcia.org
2026年9月13日確認。手荒れとアレルギーの関係、手荒れの要因、手袋の使用徹底と使い捨て、ニトリル製・加硫促進剤不使用・手首までの長さ、ハンドクリームの塗り方、2週間以上続く場合の受診に関する引用はこのページに基づきます。 - 日本ヘアカラー工業会「施術中、施術後、お客様へ確認しましょう」 jhcia.org
2026年9月13日確認。施術時およびお流し時の手袋着用に関する引用はこのページに基づきます。 - 日本ヘアカラー工業会「パウダーブリーチ剤」 jhcia.org
2026年9月13日確認。調合時の手袋着用とパウダーの吸引に関する引用はこのページに基づきます。
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この記事は当サイト運営者が執筆しました。医師による記事ではありません。上記の確認日以降に日本ヘアカラー工業会の記載が変わっている可能性があります。症状がある場合は皮膚科を受診してください。


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