本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれています。
結論:アレルギー性のかぶれは、帰宅後に出ることがほとんどです
日本ヘアカラー工業会(JHCIA)の理美容師向けの記載です。
ヘアカラーによるかぶれには、アレルギー性と刺激性があります。アレルギー性のかぶれは、ご帰宅後に生じることがほとんどです。ご帰宅後、体調などに変化がありましたらご連絡いただくようお伝えしましょう。
店を出るときに何ともなかったことは、安全だった証拠にはなりません。だから「連絡してください」と伝えることが手順に入っています。
1. 施術前に確認する2つのこと
「過去のヘアカラーでかぶれ等トラブルがなかったか」、「当日のお客様の体調・頭皮等」を忘れずにお客さまへご確認ください。
そして、確認しても安心はできないと明記されています。
体調に問題なく、過去のヘアカラーでかぶれ等トラブルがない方でもある日突然かぶれ等トラブルが起こることがあります。また、かぶれる体質は一生続くとも言われています。ヘアカラーでかぶれ等トラブルがあった方へのヘアカラーのご使用はお止めください。
2. かぶれたことがある方への対応
JHCIAが示す3点です。
- 製品や色番、メーカーを変えてもかぶれを避けることはできません。
- ヘアマニキュアや酸化染料無配合のカラーリング剤をご提案してください。
- 過硫酸塩配合ブリーチ剤でかぶれ等トラブルがあった方には、メーカーを問わず過硫酸塩配合ブリーチ剤のご使用はお止めください。
「別のメーカーなら大丈夫」は成り立ちません。製品の分類そのものを変える必要があります。分類の違いはこちら、成分表示名称での確認はこちらで整理しています。
3. 施術中:しみる人への対応
頭皮保護オイル等を活用し、なるべく頭皮につけないように塗布しましょう。頭皮等にしみる、チクチクする等の異常を感じた時は直ちにヘアカラーをよく洗い流してください。
そして声かけです。
お客さまにお声かけし、体調等に変化がないか確認しましょう。
4. 体調の異変が出たときの対応
息苦しさ・めまい等の気分の悪さ、じんましん等の皮膚異常が現れた時は、直ちにヘアカラーをよく洗い流し、すぐに皮膚科医の診察を受けるようご案内ください。
皮膚の症状だけではありません。息苦しさやめまいが並記されています。
5. 目に入った場合は15分以上
※万一、ヘアカラーがお客さまや理美容師の目に入ってしまった場合は、絶対にこすらないで、直ちに水またはぬるま湯で15分以上よく洗い流し、すぐに眼科医の診察を受けてください。
数字が明示されています。15分以上、そしてこすらない。あわせて、
※ヘアカラーが顔、首筋等の皮膚につかないように施術しましょう。ヘアカラーがついたときは、直ちに水で洗い落としてください。
6. お流しの注意
- ヘアカラーの薬剤が残らないようにしっかり洗い流す
- 理美容師はお流しの際には必ず手袋をして行う
- 乳化の際は、強くこすらず、やさしく行う
- 施術により頭皮・肌は非常に敏感で傷つきやすい状態にあるため十分注意する
洗い残しやすい場所も指摘されています。
ロングヘアの方、ネープ・こめかみ部分などはヘアカラーの洗い流しが不十分になりがちです。十分気を付け、しっかり洗い流しましょう。
そして「洗い流しが不十分だと、髪・頭皮を傷めることに」とされています。
7. 手袋は自分を守るためです
理美容師の皆さまご自身をかぶれから守るために、必ず手袋をして施術しましょう。
塗布のときだけでなくお流しのときもと明記されています。手袋の選び方や手荒れの防止はこちらで整理しています。
8. 次回来店時にも、毎回確認する
次回ご来店時、前回のヘアカラー後、体調等に変化がなかったかどうか改めて確認しましょう。
ヘアカラーによるアレルギー反応は、花粉症と同じように、突然に症状がでることがありますので、毎回確認することが大切です。また、アレルギー体質は一生続くとも言われています。必ずヘアカラー施術前には、しっかりお客様と会話を交わし、カウンセリングをしましょう。
「常連だから省略する」が一番危ないという構造です。カウンセリングは毎回行うものとされています。
パッチテストの手順はこちら、ブリーチでパッチテストができない理由はこちらで扱っています。
サロンで使う製品を探す場合
以下は広告です。当サイトでは、これらのサービスの取扱商品を検証していません。サロンを検索・予約するサイトではありません。取扱い・価格・仕様は変更されることがあるため、必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。
サロン専売品を探す場合:ビューティーパーク![]()
FAQ
施術中に異常がなければ安全ですか。
いいえ。アレルギー性のかぶれは、ご帰宅後に生じることがほとんどとされています。帰宅後の変化を連絡してもらう案内が必要です。
メーカーを変えればかぶれませんか。
製品や色番、メーカーを変えてもかぶれを避けることはできませんと明記されています。
目に入ったときは。
絶対にこすらず、直ちに水またはぬるま湯で15分以上よく洗い流し、すぐに眼科医の診察を受けてください。
しみると言われたら。
頭皮保護オイル等を活用し、なるべく頭皮につけないように塗布し、異常を感じたときは直ちに洗い流すとされています。
毎回カウンセリングが必要ですか。
はい。アレルギー反応は突然に症状がでることがあるため、毎回確認することが大切とされています。
参照した一次情報
- 日本ヘアカラー工業会「ヘアカラー前にお客様へ説明しましょう」 jhcia.org
2026年9月17日確認。施術前に確認する2項目、突然かぶれが起こり得ること、かぶれる体質は一生続くとも言われること、かぶれ等トラブルがあった方への使用中止、製品・色番・メーカーを変えても避けられない旨、ヘアマニキュアや酸化染料無配合の製品の提案、過硫酸塩配合ブリーチ剤に関する記述の引用はこのページに基づきます。 - 日本ヘアカラー工業会「施術中、施術後、お客様へ確認しましょう」 jhcia.org
2026年9月17日確認。手袋の着用、頭皮保護オイル等の活用としみる場合の対応、声かけと体調確認、息苦しさ・めまい・じんましん等が現れた場合の対応、目に入った場合の15分以上の洗浄と眼科医の診察、顔や首筋についた場合の対応、お流し時の注意(手袋、乳化、洗い残しやすい部位)、アレルギー性のかぶれが帰宅後に生じることがほとんどである旨と連絡の案内に関する引用はこのページに基づきます。 - 日本ヘアカラー工業会「次回来店時に確認しましょう」 jhcia.org
2026年9月17日確認。次回来店時の確認、花粉症と同じように突然症状が出ることがあるため毎回確認が大切である旨、アレルギー体質は一生続くとも言われる旨、施術前のカウンセリングに関する引用はこのページに基づきます。
関連記事
- パッチテストは染める48時間前から|30分後と48時間後、2回見ます
- ブリーチはパッチテストができません|染毛剤と脱色剤、分類ごとの中身
- 混ぜたヘアカラーは保存できません|容器が破裂するおそれがあります
- 美容所の消毒は方法ごとに時間が決まっています|煮沸2分、エタノール10分、紫外線20分
このテーマの記事一覧:美容・ヘア
この記事は当サイト運営者が執筆しました。医療の専門家による記事ではありません。上記の確認日以降にJHCIAの記載が変わっている可能性があります。症状が出た場合は皮膚科・眼科など医療機関へご相談ください。


コメント