子どもの週末の寝だめは平日の睡眠不足のサインです|寝床でのスマホが夜ふかしを助長

本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれています。

結論:週末に長く寝るのは、平日が足りていない証拠です

厚生労働省のGood Sleepガイド(ぐっすりガイド)こども版の記載です。

週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、平日の睡眠不足のサインです。

「週末に寝かせているから大丈夫」ではなく、平日が足りていないと読む、ということです。大人の寝だめについてはこちらで整理しています。

1. 夜ふかしが睡眠不足の一大要因

小学生→中学生→高校生と成長するに伴い、夜ふかし・朝寝坊になりやすくなります。

夜ふかしは、睡眠不足を招く一大要因です。

成長とともに自然にそうなる、と書かれています。本人の意志の問題として片付けないほうがよさそうです。

2. ストレスが夜ふかしを作る経路

ここが具体的で有用です。

日中に十分運動し、ストレスを発散できないと、眠りを先送りし、寝る前・寝床の中でストレス解消行動(スマホ使用など)が生じ、夜ふかし・朝寝坊を助長する可能性があります。

つまり、寝床でのスマホは原因であると同時に結果でもあるという構造です。取り上げるだけでは、根にある「日中に発散できていない」が残ります。

3. 寝床でのデジタル機器

寝る前・寝床の中でのTV・ゲーム・スマホ使用を控えましょう。

寝る前・寝床の中でのデジタル機器の使用は、夜ふかし・朝寝坊、睡眠不足を助長します。

環境については、

夜の居室は暗めにし、寝室は暗くして眠りましょう。

寝室だけでなく、夜の居室の明るさにも触れている点が見落とされがちです。

4. 朝の光と運動

登校時や学校で太陽の光を十分に浴びましょう。

週末も普段と同じ時間に起床して、太陽の光を浴びましょう。

日中はしっかり運動し、ストレスを発散しましょう。

朝食を欠かさず、三度の食事を規則正しくとりましょう。

週末も同じ時間に起きるのが基本です。起床時刻をそろえる考え方は睡眠5原則と同じです。

5. カフェイン飲料

カフェイン飲料(コーヒー・コーラ類・エナジードリンクなど)の摂取量をできる限り減らしましょう。

エナジードリンクが名指しで挙げられています。「コーヒーを飲んでいないから大丈夫」ではありません。

6. 寝ぼけ・夢遊病・おねしょは成長の過程で起こります

保護者が心配しやすい部分です。

乳幼児〜小学生頃までは、錯乱性覚醒(寝ぼけ)、睡眠時遊行(夢遊病)、夜尿(おねしょ)などが生じやすい時期ですが、これらの症状は、睡眠が成熟する過程で一時的に出現する場合が多く、多くは成長とともに自然に消失します。

ただし、

睡眠習慣を改善しても眠りの問題が続く場合、医療機関や保健所、療育センターに相談を。

相談先として小児科や睡眠外来などの医療機関、保健所や療育センターが挙げられています。

7. 5つの原則(こども版)

原則内容
第1原則睡眠時間を十分に確保する/睡眠休養感を高める
第2原則寝室は暗く、静かで心地よい温度に(寝床ではデジタル機器の使用を避ける)
第3原則起床後から日中にかけて太陽の光をたくさん浴びる/からだを動かす/朝食はしっかりとる
第4原則カフェイン飲料を控える
第5原則夜ふかしに注意する

ガイドには「こどもにおける睡眠時間の目安」という項目もありますが、当サイトでは年齢別の具体的な時間数を確認できていないため、数値は書きません。ガイド本体をご確認ください。

8. 家庭でできる順番

  1. 週末の起床時刻を平日に近づける
  2. 朝、光を浴びる(登校時でよい)
  3. 日中に運動してストレスを発散する時間を作る
  4. 夜の居室を暗めにする
  5. 寝床にデジタル機器を持ち込まない
  6. 夕方以降のカフェイン飲料を減らす

厚生労働省は、睡眠について「良い睡眠には、量(時間)と質(休養感)が重要です」としています。当サイトでは、寝具や製品で子どもの睡眠が改善するとは述べません。

寝具を見直す場合

以下は広告です。当サイトでは、この製品を使用して検証したわけではなく、子どもの睡眠の悩みが改善することを示すものでもありません。仕様・価格・保証条件は変更されることがあるため、必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。

マットレスを探している場合:【NELL マットレス】

FAQ

週末に寝かせておけば足りますか。

ガイドは「週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、平日の睡眠不足のサインです」としています。

スマホを取り上げれば解決しますか。

寝床での使用を控えることは示されていますが、日中に運動しストレスを発散できないと寝床でのストレス解消行動が生じるという説明もあります。両方が必要です。

寝ぼけやおねしょは異常ですか。

乳幼児〜小学生頃までは生じやすく、睡眠が成熟する過程で一時的に出現する場合が多く、多くは成長とともに自然に消失します。

どこに相談すればよいですか。

小児科や睡眠外来などの医療機関、保健所や療育センターが挙げられています。

エナジードリンクは大丈夫ですか。

カフェイン飲料としてコーヒー・コーラ類と並んで名指しで挙げられ、摂取量をできる限り減らすよう書かれています。

参照した一次情報

  • 厚生労働科学研究費補助金 研究班「Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)こども版」(厚生労働省サイト掲載、令和5年度) mhlw.go.jp(PDF)
    2026年9月16日確認。5つの原則の内容、睡眠休養感の定義、寝だめが平日の睡眠不足のサインである旨、夜ふかしが睡眠不足の一大要因であること、日中の運動不足とストレスが寝床でのスマホ使用につながる経路、寝る前・寝床でのTV・ゲーム・スマホ使用の影響、夜の居室と寝室の明るさ、登校時や週末の起床と太陽の光、朝食と三度の食事、カフェイン飲料の例示、錯乱性覚醒・睡眠時遊行・夜尿に関する記述と相談先に関する引用はこのPDFに基づきます。年齢別の睡眠時間の目安の数値は本記事では確認していません。
  • 厚生労働省「睡眠対策」 mhlw.go.jp
    2026年9月16日確認。上記ガイドの所在および「健康づくりのための睡眠ガイド2023」との関係に関する参照。

関連記事

この記事は当サイト運営者が執筆しました。医療の専門家による記事ではありません。上記の確認日以降に厚生労働省の記載が変わっている可能性があります。眠りの問題が続く場合は医療機関等へご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました