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結論:湯温は41度以下、つかる時間は10分まで
消費者庁が挙げている、入浴中の事故を防ぐための確認点です。
(1) 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2) 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
(3) 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4) 食後すぐの入浴、またアルコールが抜けていない状態の入浴は控えましょう。
(5) 精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう。
(6) 入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。
そして前提として、こう書かれています。
入浴中の事故は、持病がない場合、前兆がない場合でも発生するおそれがあります。高齢者の方本人が注意するとともに、家族の方など周りの方も一緒になって事故防止を行うことが大切です。
「健康だから大丈夫」は根拠になりません。この記事は消費者庁の資料に基づいて、冬に増える家庭内の事故を整理したものです。
1. 6項目を、順番に見ていきます
脱衣所と浴室を暖める
1番目に来ています。浴室の中だけでなく、脱衣所も対象です。服を脱ぐ場所と、湯船の中の温度差が問題になります。
41度以下・10分まで
ここが具体的な数字です。42度ではなく41度以下、15分ではなく10分まで。「もう少し熱いほうが好き」という習慣を、数字で見直す材料になります。
急に立ち上がらない
浴槽の中では水圧がかかっています。立ち上がると、その圧が抜けます。当サイトでは、この機序についての一次情報を確認していません。消費者庁が挙げているのは「急に立ち上がらない」という行動です。
食後すぐ・アルコール
どちらも「控えましょう」とされています。晩酌のあとの入浴は、この項目に当たります。
精神安定剤・睡眠薬
ここだけ表現が強く、「危険ですので注意しましょう」となっています。
一声掛ける
6番目は、本人ではなく周りの行動です。「お風呂に入るね」と言ってから入る、という運用です。
2. 入浴だけではありません
消費者庁は、高齢者の「不慮の事故」として3つを挙げています。
| 事故 | 消費者庁の記載 |
|---|---|
| 窒息 | 「誤嚥等の不慮の窒息」による事故は、高齢者の「不慮の事故」の中で最も死亡者数が多く、このうち約半数を「気道閉塞を生じた食品の誤嚥」が占めています |
| 転倒・転落 | 「死亡者数」「救急搬送者数」ともに多く、毎年継続的に発生。骨折や頭部外傷等の重大な傷害を招き、これが原因で介護が必要な状態になることもあります |
| 入浴中の事故 | 持病がない場合、前兆がない場合でも発生するおそれ |
餅の窒息を防ぐ3点
(1) 餅は小さく切っておく
(2) 餅を食べる前に、先にお茶や汁物を飲んで喉をうるおしておく
(3) 餅はよくかんで、唾液とよく混ぜ合わせてから飲み込む
消費者庁は「特にお正月(年始)は餅による窒息事故が多発する」としています。
転倒・転落を防ぐ3点
(1) 生活環境を確認:段差など高齢者にとって危険となる箇所を減らしたり、転倒しても大ケガに至らない工夫をしたりしておきましょう
(2) 身体の状態を確認:加齢による身体機能の低下、転倒につながりやすい特定の疾患、薬の副作用による転倒の可能性など
(3) 事故時の対処方法を確認:事故が発生した場合に、どのような対処をしたらよいか確認しておきましょう
2番目に薬の副作用が挙がっている点は見落とされがちです。
3. 今日できること
- 脱衣所に暖房を置けるかを見る
- 給湯器の設定温度を確認する(41度以下)
- 浴室に手すりを付けられるかを見る
- 晩酌のあとに入る習慣がないか確認する
- 家族で「入るときは声を掛ける」と決める
- 服用中の薬について、入浴や転倒との関係を医師・薬剤師に確認する
当サイトでは、個別の健康状態や服薬についての判断はできません。持病がある方、薬を服用している方は、医師・薬剤師にご相談ください。
浴室まわりの道具を見直す場合
以下は広告です。当サイトでは洗浄力や肌への影響を検証していません。ウルトラファインバブルを発生させるとうたうシャワーヘッドです。効果に関する記述は広告主によるもので、当サイトが確認したものではありません。価格・保証・支払い方法は変更されることがあるため、必ず販売ページでご確認ください。
道具を変えても、上の6項目の代わりにはなりません。湯温と時間、脱衣所の温度が先です。
FAQ
41度だと物足りないのですが。
消費者庁の記載は「湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安に」です。目安として示されています。
若ければ大丈夫ですか。
この資料は高齢者の事故を対象にしています。ただし「持病がない場合、前兆がない場合でも発生するおそれがあります」とされています。当サイトでは年齢による線引きを示しません。
シャワーだけなら安全ですか。
当サイトでは、シャワーのみの場合について一次情報を確認していません。消費者庁が挙げているのは湯船につかる場合の注意点です。
薬を飲んでいます。
消費者庁は「精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険です」としています。服薬中の入浴については、医師・薬剤師にご確認ください。
もっと詳しい資料はありますか。
消費者庁が「冬季に多発する入浴中の事故に御注意ください!」などのPDFを公開しています。当サイトでは、それらのPDF本文を確認していません。
参照した一次情報
- 消費者庁「みんなで知ろう、防ごう、高齢者の事故」 caa.go.jp
2026年9月15日確認。入浴中の事故を防ぐ6項目、窒息(誤嚥等の不慮の窒息が最も死亡者数が多く約半数が気道閉塞を生じた食品の誤嚥)、餅による窒息を防ぐ3点、転倒・転落を防ぐ3点に関する引用はこのページに基づきます。
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この記事は当サイト運営者が執筆しました。医師による記事ではありません。上記の確認日以降に消費者庁の記載が変わっている可能性があります。健康状態や服薬に関する判断は、医師・薬剤師にご相談ください。


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