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結論:30mmで道路が川になり、50mmで傘は役に立ちません
気象庁の「雨の強さと降り方」です。1時間雨量ごとに、何が起きるかが具体的に示されています。
| 1時間雨量 | 予報用語 | 人の受けるイメージ | 屋外・車の様子 |
|---|---|---|---|
| 10〜20mm | やや強い雨 | ザーザーと降る | 地面一面に水たまりができる/雨の音で話し声が良く聞き取れない |
| 20〜30mm | 強い雨 | どしゃ降り | 傘をさしていてもぬれる/ワイパーを速くしても見づらい |
| 30〜50mm | 激しい雨 | バケツをひっくり返したように降る | 道路が川のようになる/高速走行時にハイドロプレーニング現象 |
| 50〜80mm | 非常に激しい雨 | 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) | 傘は全く役に立たなくなる/視界が悪くなり車の運転は危険 |
| 80mm〜 | 猛烈な雨 | 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる | — |
「強い雨」の時点で、傘をさしていてもぬれます。予報の言葉は、体感とずれているのではなく、最初から数字で決まっています。
風の用語については別記事にまとめています。
1. 車の運転で分かれ目になる数字
気象庁の表で、車について書かれているのは3つの段階です。
- 20〜30mm(強い雨):ワイパーを速くしても見づらい
- 30〜50mm(激しい雨):高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)
- 50〜80mm(非常に激しい雨):水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。車の運転は危険
30mmでブレーキが効かなくなる可能性が明記されています。サロンのように予約制の仕事だと「少し遅れても行く」という判断をしがちですが、数字で見ると別の話になります。
2. 寝ていると気づきません
表の「屋内(木造住宅を想定)」の欄に、こう書かれています。
20以上〜30未満(強い雨) 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく
どしゃ降りでも、半数は気づかないということです。夜間の大雨で避難のタイミングを逃す理由の一つがここにあります。
だからこそ、寝る前に翌朝までの予報を確認しておくことに意味があります。避難の判断については警戒レベルの記事にまとめています。防災気象情報は自治体の避難指示より先に出ます。
3. 警報の基準は地域で違います
気象庁の注記です。
大雨によって災害がおこるおそれのあるときは警報や注意報などを発表して、警戒・注意を呼びかけます。なお、警報や注意報の基準は地域によって異なります。
同じ雨量でも、地域によって警報が出たり出なかったりします。過去に災害が起きた地域ほど基準が低く設定される、という考え方です(当サイトでは基準の決め方を確認していません)。
「隣の市では警報が出ていないから大丈夫」という判断は成り立ちません。
4. 数字を行動に落とす
- 予報で「強い雨」(20mm以上)と聞いたら、傘だけでは足りないと考える
- 「激しい雨」(30mm以上)なら、車での移動を見直す
- 「非常に激しい雨」(50mm以上)なら、運転しない
- 夜に大雨が予想される日は、寝る前に確認する(寝ていると気づきません)
- 自分の地域の警報基準は他地域と違うと理解する
- ハザードマップで浸水想定を確認しておく
気象庁は関連リンクとしてリーフレット「雨と風(雨と風の階級表)」を公開しています。当サイトではその内容を確認していません。
5. 店舗として決めておくこと
予約制の店舗なら、あらかじめ基準を決めておくと判断が楽になります。
- どの段階でお客様に連絡するか
- どの段階で営業を切り上げるか
- スタッフの帰宅手段が使えなくなる条件
- 店の前の道路が冠水した経験があるか
当サイトでは、営業判断の基準を示しません。地域の状況と建物の条件で変わります。
備えを用意する場合
以下は広告です。当サイトでは中身を確認していません。内容物・価格・送料・容量は変更されることがあるため、必ず公式サイトで最新の内容と、必要な品目が含まれているかをご確認ください。
停電時の電源を確保する場合:
持ち出し品をまとめて用意する場合:
FAQ
1時間雨量はどこで見られますか。
気象庁のホームページで公開されています。当サイトでは個別地域の状況を提供していません。
「やや強い雨」なら出かけて大丈夫ですか。
気象庁の表では10〜20mmで「地面一面に水たまりができる」「雨の音で話し声が良く聞き取れない」とされています。当サイトでは可否を判断しません。
ハイドロプレーニング現象とは。
気象庁の表に「車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる」と記載されています。1時間雨量30〜50mmの「激しい雨」の欄です。
警報が出ていなければ安全ですか。
「警報や注意報の基準は地域によって異なります」とされています。また、警戒レベルの考え方では、避難指示が出ていなくても自ら判断してよいとされています。
降水確率とは違うのですか。
この表は1時間雨量(mm)による分類です。降水確率とは別の指標です。当サイトでは降水確率の定義を確認していません。
参照した一次情報
- 気象庁「雨の強さと降り方」 jma.go.jp
2026年9月15日確認。1時間雨量ごとの予報用語、人の受けるイメージ、人への影響、屋内・屋外の様子、車に乗っている場合の記述、警報・注意報の基準が地域によって異なることに関する引用はこのページに基づきます。
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この記事は当サイト運営者が執筆しました。気象の専門資格を持つ者による記事ではありません。上記の確認日以降に気象庁の記載が変わっている可能性があります。実際の行動は、最新の気象情報とお住まいの自治体の情報に従ってください。


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