ヘナは「頭髪用」か確認してください|かつら用(雑貨)で健康被害が起きています

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結論:ヘナには「頭髪用(化粧品)」と「雑貨」があり、雑貨を髪に使うと危険です

日本ヘアカラー工業会(JHCIA)が出している注意喚起です。

ヘナ製品には、頭髪に使用できる「化粧品(染毛料)」と、人体への使用を目的としていない「雑貨」があります。

近年、人体への使用を目的としていない「かつら用(雑貨)」のヘナ製品が頭髪へ使用され、重篤な健康被害が発生した事例が確認されています。

「植物由来だから安全」ではありません。問題は原料ではなく、その製品が人体用として流通しているかどうかです。

1. 見分け方は、パッケージの表示です

○ 使用できるヘナ
頭髪用の「化粧品(染毛料)」
✕ 絶対に使用できないヘナ
人体用ではない「雑貨」
種類別名称「染毛料」「カラートリートメント」などの記載がある「かつら用」「ウィッグ用」「染布用」「雑貨」「多目的染料」などの記載があるもの
全成分表示「ヘンナ」「ナンバンアイ葉」などが明記されている
製造販売元国内の責任ある会社名・住所が記載されている

JHCIAは、雑貨ヘナの危険性をこう説明しています。

これらは雑貨品扱いであり、医薬品医療機器等法に基づく人体用の承認・届出がなされていません。短時間で黒く染めるために、アレルギーの原因となる酸化染料(パラフェニレンジアミン等)が含まれているケースが確認されています。用途や成分を確認せずに使用すると、激しいかゆみや顔の腫れ、呼吸困難など、生命に関わる健康被害のおそれがあります。

ここが要点です。「ヘナ」と書いてあっても、中身がヘナだけとは限りません。

2. 「ケミカルヘナ」「ブラックヘナ」という名前

「ケミカルヘナ」「ブラックヘナ」などの名称で販売される製品の中には、天然ヘナとは異なる成分を含むものがあり、注意が必要です。

ヘナは本来、明るい赤褐色に染まる植物です。短時間で黒くなる製品があれば、その理由を疑ってください。

3. 実際に健康被害が起きています

JHCIAが関連資料として挙げている行政通知・公表資料です。

  • 厚生労働省通知(平成18年9月6日)「ヘンナ及びヘンナ由来物を含有する頭髪用化粧品類等の使用上の注意事項について」
    頭髪用ヘナ化粧品におけるパッチテストの実施方法など、安全管理の基本を定めた通知
  • 厚生労働省事務連絡(平成19年6月6日)「『酸化染料を含むヘナ白髪染め』について」
    未承認の雑貨ヘナ製品に対する取締り徹底の依頼
  • 厚生労働省事務連絡(令和8年5月20日)「酸化染料を含むヘナ製品に係る監視指導について」
  • 国民生活センター 報道発表資料(令和8年5月20日)「酸化染料を含むヘナ製品によるアナフィラキシーが発生-かつら用の製品を頭髪に使ってはいけません-」

2026年5月にも行政が動いています。過去の話ではありません。

当サイトでは、これらの通知・報道発表の本文を確認していません。JHCIAのページに掲載されていた資料名を挙げています。内容は各機関の原文をご確認ください。

4. 頭髪用でも、パッチテストは毎回です

植物由来であっても、成分や用途によっては重いアレルギー反応を起こす場合があります。
ご使用の2日前(48時間前)には、毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を実施してください。
過去にヘナ製品でかぶれた経験がある方、またはパッチテストで異常を感じた方は、絶対に使用しないでください。
酸化染料等にアレルギーのある方は、ご自身でパッチテストを行う前に必ず医師へご相談ください。

最後の一文に注意してください。アレルギーがある方は、パッチテストそのものを自己判断でやらないという案内です。

5. サロンで受ける場合も同じです

理美容室等でヘナ施術を受ける際には、使用される製品が頭髪用の『化粧品』であることをご確認ください。

JHCIAは理美容師に対しても、仕入れ時のチェックポイントを3つ挙げています。

  1. 「頭髪用」と表示されているか
  2. 国内の製造販売元が記載されているか
  3. 全成分表示があるか

ECサイトや海外製品の中には、表示が分かりにくい製品もあります。

サロンを経営されている方は、仕入れの経路をこの3点で確認してください。

6. 買う前に見る順番

  1. 種類別名称に「染毛料」「カラートリートメント」があるか
  2. 全成分表示があり、「ヘンナ」「ナンバンアイ葉」などが書かれているか
  3. 国内の製造販売元の会社名と住所があるか
  4. 「かつら用」「雑貨」「多目的染料」等の記載がない
  5. 48時間前のパッチテストを毎回できるか

1〜4のどれか1つでも欠けていたら、髪には使わないでください。

購入先について

まず表示を確認してください。買う場所の話はその次です。

以下は広告です。当サイトでは、このサイトがヘナ製品を取り扱っているかどうかを確認していません。また、掲載されている個別の製品を推奨するものでもありません。美容室専売のヘアケア用品・美容家電を扱う国内の通販サイトで、サロンを検索・予約するサイトではありません。

ビューティーパーク

どこで買う場合でも、上の1〜4を製品ページと現物の表示で確認してください。

FAQ

天然100%と書いてあれば大丈夫ですか。

表示の文言ではなく、種類別名称・全成分表示・製造販売元で判断してください。JHCIAは「植物由来であっても、成分や用途によっては重いアレルギー反応を起こす場合があります」としています。

海外で買ったヘナを使ってよいですか。

JHCIAは「ECサイトや海外製品の中には、表示が分かりにくい製品もあります」としています。国内の製造販売元の記載があるかどうかが判断材料として挙げられています。

ヘナならかぶれませんか。

いいえ。頭髪用の製品でも48時間前のパッチテストを毎回行うよう案内されています。かぶれた経験がある方は使用しないこととされています。

雑貨のヘナを使ってしまいました。

当サイトでは対処法を案内できません。症状がある場合は医療機関を受診してください。アナフィラキシー(全身のじんましん、呼吸困難、意識障害など)が疑われる場合は救急要請を含めた対応が必要です。

サロンで使っている製品を確認してもよいのですか。

JHCIAが消費者に対して「使用される製品が頭髪用の『化粧品』であることをご確認ください」と案内しています。聞いてよい、ではなく、確認するよう案内されています。

参照した一次情報

  • 日本ヘアカラー工業会「ヘナ製品の安全な使用のために ―『頭髪用』と『雑貨』の違いをご確認ください―」 jhcia.org
    2026年9月12日確認。使用できるヘナ/使用できないヘナの見分け方、雑貨ヘナのリスク、パッチテスト、サロンでの確認、理美容師向けチェックポイント、関連資料の一覧はこのページに基づきます。

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この記事は当サイト運営者が執筆しました。医師による記事ではありません。上記の確認日以降に日本ヘアカラー工業会の記載が変わっている可能性があります。症状がある場合は医療機関を受診してください。

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