食品の備蓄は最低3日分〜1週間分|支援物資が3日以上届かない前提で考えます

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結論:1週間は買いに行けない前提で考えます

農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」の記載です。

過去の経験によれば、災害発生からライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多くみられます。また、災害支援物資が3日以上到着しないことや、物流機能の停止によって、1週間はスーパーマーケットやコンビニなどで食品が手に入らないことが想定されます。

このため、最低3日分〜1週間分×人数分の食品の家庭備蓄が望ましいといわれています。

「3日分」という数字だけが広まっていますが、元の説明は「最低3日分〜1週間分」です。

1. 地域によっては2週間分

自治体が作成するハザードマップなどを確認し、お住まいの地域の状況に応じて2週間分など多めに備えることも大切です。

全国一律の数字ではありません。自分の地域で何が起こり得るかを先に確認するという順番です。

2. 備蓄食品は2種類に分かれます

備蓄食品は、大きく分けて「非常食」と「日常食品」の2種類があります。主に災害時に使用する「非常食」だけでなく、日常で使用し、災害時にも使えるものを「ローリングストック」としてバランス良く備えることが大事です。

非常食だけをそろえると、賞味期限が切れるまで一度も開けないことになります。だから日常食品を混ぜます。

3. ローリングストックとは

「ローリングストック」とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。

農林水産省が挙げる利点は2つです。

  • 費用、時間面で、普段の買い物の範囲でできる
  • 買い置きのスペースを少し増やすだけで済む

4. 具体的な手順は4つ

  1. 家庭にある食品をチェックしましょう。
  2. 栄養バランスを考え、家族の人数や好みに応じた備蓄内容・量を決定。
  3. 足りないものを買い足す。
  4. 賞味期限が切れる前に消費し、消費したものは買い足す。

最初にやることが「買う」ではなく「今あるものを数える」である点が重要です。多くの家庭は、すでにある程度は持っています。

5. 「好み」が条件に入っています

手順2に「家族の人数や好みに応じた」とあります。災害時に食べ慣れないものばかりだと、特に子どもや高齢の家族が口をつけないことがあります。

農林水産省は、乳幼児、高齢者、慢性疾患・食物アレルギーの方などに向けた「要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド」も公開しています。当サイトではその内容を確認していません。該当する家族がいる場合は、そちらをご確認ください。

6. ひとり暮らしは見落とされやすい

農林水産省は、単身者向けの「災害時にそなえる食品ストックガイド」を別に公開しており、「特に災害への備えを見落としがちなひとり暮らしの方のために」と説明しています。

1人分でも最低3日分〜1週間分という考え方は変わりません。

7. 食品以外のライフラインも同時に止まります

食品があっても、調理できなければ食べられないものがあります。停電への備えはこちらで整理しています。

持ち出し袋の側は防災グッズリストにまとめています。持ち出す物と、家に置いておく物は別のリストです。

夏場は暑さ、冬場は暖房と、季節によって必要なものも変わります。

8. 見直すタイミングを決める

ローリングストックの弱点は「気づいたら減っている」ことです。実務として決めておくとよいこと。

  1. チェックする日を決める(防災の日、年末、季節の変わり目など)
  2. ハザードマップを確認して、必要な日数を決める
  3. 水と主食を先に確保する
  4. 家族の人数分×日数で数える
  5. 賞味期限の近いものから普段の食事に回す

当サイトでは、水の必要量や品目別の推奨量を確認していません。具体的な品目と量は、農林水産省の食品ストックガイド本体をご確認ください。

備蓄品と電源を用意する場合

以下は広告です。当サイトでは、これらの製品を災害時に使用して検証したわけではありません。内容物・仕様・価格は変更されることがあるため、必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。優劣を示すものではなく、選択肢として並べています。

備蓄品をまとめて用意する場合:防災士監修の防災グッズ44点セット

停電時の電源を確保する場合:Jackery(ジャクリ)のポータブル電源

FAQ

何日分そろえればよいですか。

農林水産省は最低3日分〜1週間分×人数分が望ましいとしています。地域の状況に応じて2週間分など多めに備えることも大切とされています。

なぜ3日では足りないのですか。

ライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多く災害支援物資が3日以上到着しないこと1週間は店で食品が手に入らないことが想定されているためです。

非常食を買えばよいですか。

非常食だけでなく、日常で使用し災害時にも使えるものをローリングストックとしてバランス良く備えることが大事とされています。

ローリングストックは何から始めますか。

最初の手順は「家庭にある食品をチェックする」です。次に必要量を決め、足りないものを買い足します。

ひとり暮らしでも必要ですか。

農林水産省は単身者向けのガイドを別に公開し、ひとり暮らしの方が見落としがちであるとしています。

参照した一次情報

  • 農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」(PDF) maff.go.jp
    2026年9月16日確認。非常食と日常食品という2分類、ローリングストックの定義と2つのポイント、4つの手順、最低3日分〜1週間分×人数分という目安、ライフライン復旧に1週間以上・支援物資が3日以上到着しない・1週間は店で入手できないという想定、ハザードマップを確認して2週間分など多めに備えることに関する引用はこのPDFに基づきます。
  • 農林水産省「家庭備蓄ポータル」 maff.go.jp
    2026年9月16日確認。ポータルの趣旨、一般の方向け・要配慮者の方向け・単身者向けの各ガイドが公開されている旨、単身者向けガイドの説明に関する引用はこのページに基づきます。要配慮者向けガイドおよび単身者向けガイドの内容自体は確認していません。

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この記事は当サイト運営者が執筆しました。防災・栄養の専門家による記事ではありません。上記の確認日以降に農林水産省の記載が変わっている可能性があります。

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