ハザードマップは7種類あります|洪水だけ見て安心しないための順番

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結論:「ハザードマップ」は1枚ではありません

国土交通省の「わがまちハザードマップ」では、災害種別から選ぶ形式になっており、次の7種類が並んでいます。

  1. 洪水ハザードマップ
  2. 内水ハザードマップ
  3. ため池ハザードマップ
  4. 高潮ハザードマップ
  5. 津波ハザードマップ
  6. 土砂災害ハザードマップ
  7. 火山ハザードマップ

このほか「地震防災・危険度マップ」も別に用意されています。

洪水のマップを見て「色が付いていないから大丈夫」と判断するのは早すぎます。内水(下水道などから水があふれる浸水)や土砂災害は別のマップです。

1. 2つのサイトの役割が違います

名称内容
重ねるハザードマップ洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に自由に重ねて表示します
わがまちハザードマップ市町村が法令に基づき作成・公開したハザードマップへリンクします

全国を横断して見るなら「重ねる」、自分の市町村の正式なマップを見るなら「わがまち」、という使い分けです。

2. 「土地の特徴・成り立ち」が見られます

重ねるハザードマップで見られる情報には、浸水想定などのリスク情報のほかに土地の特徴・成り立ちが含まれています。

過去にどういう地形だった場所か、という情報です。造成されて平らになっていても、元の地形は残ります。物件を探すとき、店舗を移すときに見る価値があります。

3. 指定避難所も確認できるようになりました

ポータルサイトのお知らせです。

2026年7月13日 重ねるハザードマップから地理院地図に掲載されている指定避難所が確認できるようになりました。”すべての情報から選択”からご覧下さい。

リスクと避難先を同じ画面で見られるようになった、ということです。避難先が浸水想定区域の中にある、という事態を事前に確認できます。

4. 住所・現在地・地図の3つの入口

重ねるハザードマップには次の探し方が用意されています。

  • 住所から探す:住所を入力することで、その地点の災害リスクを調べることができます
  • 現在地から探す
  • 地図から探す

また災害リスク情報のテキスト表示という機能も案内されています。地図の読み取りに自信がない場合に使えます。

5. データの内容は作成した機関に聞きます

「重ねるハザードマップ」「わがまちハザードマップ」は、関係各機関が作成した災害リスク情報などの防災情報を、まとめて閲覧できるようにしたウェブサイトです。掲載されているデータの内容や、リスク情報の解釈等については、作成した機関にお問合せください。

国土交通省が作ったのは集約して見せる仕組みであって、データそのものは自治体などが作っています。作成機関は「各種データの出典と掲載数のページ」でデータ種類ごとに確認できます。

6. 掲載が一時停止されることがあります

ポータルサイトには、データの誤りにより一部地域の浸水継続時間(想定最大規模)の掲載を一時停止している旨のお知らせが掲示されています。

常に全部が揃っているとは限りません。見つからない情報がある場合は、自治体のページを直接確認することになります。

7. 転載するときの注意

リンク先のハザードマップ等の著作権は作成機関(各市町村等)に帰属します。複製・使用の承認については、各作成機関にお問い合わせください。

店舗の掲示物やSNSにハザードマップの画像を載せる場合、作成機関の承認が必要になることがあります。リンクで案内するのが無難です。

8. 見る順番

  1. わがまちハザードマップで、自分の市町村が公開している種類を確認する(7種類すべてがあるとは限りません)
  2. 自宅・店舗の住所で洪水・内水・土砂災害を見る
  3. 沿岸なら高潮・津波を追加する
  4. 指定避難所の位置を重ねて、経路が危険でないか見る
  5. 土地の特徴・成り立ちを見る
  6. 雨が降り出したら土砂キキクル警報で、その区域に色が付いているかを見る

気象庁も、土砂災害について「ハザードマップ等を参照して、お住まいの場所が土砂災害警戒区域等に当たるかどうか、あらかじめ確認してください」としています。雨の日に調べるものではありません。

停電と避難への備え

以下は広告です。当サイトでは、これらの製品を災害時に使用して検証したわけではありません。仕様・価格・在庫は変更されることがあるため、必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。優劣を示すものではなく、選択肢として並べています。

停電時の電源を確保する場合:Jackery(ジャクリ)のポータブル電源

備蓄品をまとめて用意する場合:防災士監修の防災グッズ44点セット

FAQ

ハザードマップは何種類ありますか。

「わがまちハザードマップ」では洪水・内水・ため池・高潮・津波・土砂災害・火山の7種類が並んでいます。ほかに地震防災・危険度マップもあります。

「重ねる」と「わがまち」の違いは。

重ねるハザードマップはリスク情報や土地の成り立ちを地図に重ねて表示するもの、わがまちハザードマップは市町村が法令に基づき作成・公開したマップへのリンクです。

避難所も見られますか。

2026年7月13日から、重ねるハザードマップで地理院地図に掲載されている指定避難所が確認できるようになりました。

データの内容について質問したいときは。

掲載されているデータの内容や解釈等は、作成した機関にお問合せくださいとされています。

マップの画像をSNSに載せてもよいですか。

著作権は作成機関(各市町村等)に帰属します。複製・使用の承認については各作成機関にお問い合わせください。

参照した一次情報

  • 国土交通省・国土地理院「ハザードマップポータルサイト」 disaportal.gsi.go.jp
    2026年9月16日確認。重ねるハザードマップで表示できる情報(洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ち)、住所・現在地・地図からの検索と災害リスク情報のテキスト表示、わがまちハザードマップの位置づけ、2026年7月13日に指定避難所が確認できるようになった旨、データの内容や解釈は作成機関に問い合わせる旨、掲載を一時停止している事例に関する引用はこのサイトに基づきます。
  • 国土交通省「わがまちハザードマップ」 disaportal.gsi.go.jp
    2026年9月16日確認。7種類のハザードマップの区分、地震防災・危険度マップ、著作権が作成機関に帰属し複製・使用の承認は各作成機関に問い合わせる旨の引用はこのページに基づきます。
  • 気象庁「土砂キキクル」 jma.go.jp
    2026年9月16日確認。ハザードマップ等で土砂災害警戒区域等に当たるかをあらかじめ確認するよう求めている記述の引用はこのページに基づきます。

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この記事は当サイト運営者が執筆しました。防災の専門家による記事ではありません。上記の確認日以降にサイトの内容が変わっている可能性があります。データの解釈は作成機関へ、実際の避難行動はそのときの自治体の情報に従ってください。

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