【提案の仕方】
今回は美容師の中でも悩みになりやすい、提案の仕方について書こうと思います。
まず、提案ありきで考えないこと。これが大切なことです。
カウンセリングで失敗するのは、すぐにお店が売りたいもの、単価を上げる行為に走ってしまうから。
その前に、目の前の人が何で困っているか?を聞いていますか?それに対して、必要なものをお伝えする。
これが提案の本当の姿なのではないかと思います。
むりやり必要にさせたり、恐怖心に漬け込んでうるなんてもってのほかですね。
【ゴルディロックス効果を意識する】
まず大前提として、美容院に来てると言うことは悩みを抱えて解決したい、と言うざっくりした感じで来てるということがあります。
例えば超高級な車A300万円と、買いやすいコンパクトカーB100万円、燃費の良いハイブリッドC200万円があるとします。
そこでふつうなら、A300万円、C200万円、B100万円という風にだんだん安くなるように勧めると思います。
しかし、人間は見栄というものが働くのでA、B、Cという風に進めます。
高いものは手が出ないけど、安い車は気が進まない、、、手頃でそこそこなハイブリッドにしとこう。となります。
不思議なことで僕たちも消費する際にそうやって選んでいます。
95%の人は実は自分で選んだようでいて、選ばされています。
たとえばスタバ。トールサイズ(真ん中くらい)がメインで、ショート、ラージという感じで書いてあり、まんまとトールを買ってしまうのです。
メニュー表、たしかトールが大きく描かれていて、あとはちいさく表記されていますよね。。。。
本命を真ん中に設定するだけで、売り上げは簡単に上がります。ぜひお試しください。
とはいえ、あくまで経営の基本は売り上げがゴールではなく、喜んで役に立つものを購入してもらうこと。
そこを忘れずに。
どんどんコンテンツは増えていくのお楽しみに!
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