健康維持&安眠のために、マジでおすすめなこと(特に経営者とかリーダ的立場の人)
目次
サウナと健康の関係性
今、「整う」と日本人を虜にしているサウナ。
サウナについて、どんな種類があって、どんな効果があるのか?
様々な情報を割とガチ目にまとめていきます!!
このブログの記事でいうサウナは「フィンランド式サウナ」を想定しています。
「高温」「低温」は以下の定義を目安にしてください。
サウナが2室以上ある場合
・温度別で複数のサウナ室がある場合はそのまま使い分けてくダサい。
サウナが1室の場合
・上段のベンチ・・・頭部が約90度=高温サウナ
・中段のベンチ・・・頭部が約80度=中温えりあ
・下段のベンチ・・・頭部が約70度=低温エリア
・温度計の位置と自分の頭の位置との関係性で大体の温度を判断しましょう。
汗をかく仕組みとメカニズム
汗は皮膚にある髪の毛も通さないような細い管「エクリン腺」から分泌されます。
汗の働きは2つ。
1:老廃物を排出し、体表面を清潔にするはたらき。尿と同じように過剰な塩分や有害な重金属を体外へ出す効果があります。
2:体温調整をし体全体のクーラーの役目を持ちます。
一回のサウナで300〜400ミリの汗が出ます。
豆知識:100度のサウナで火傷をしない理由 サウナの温度は空気中のおんどなので、伝達スピードが遅いのです。 この速度の違いが火傷をするかどうかの違いです。 同じ温度の状態の水と気体では、上昇速度が600倍も違います。
サウナによる身体機能の変化
高温のサウナに入ると血流が増え体の機能的に亢進します。
様々な機関が連動しあい、熱気に対する体勢を整えます。
・脈拍の変化
サウナに入った直後は交感神経の働きにより、急激に脈が激しくなり、数分後に緩やかに上昇します。およそジョギング20分ほどと同等です。
サウナから出ると20分くらいで平常に戻ります。
・血圧の変化
入浴後は上昇しm、入浴後はそれ以前よりも低い状態が続きます。これには入り方もかなり影響を及ぼします。
・体内には4つの温度計がある。
サウナで上昇した体温は、汗だけで冷却して調整しているわけではありません。
体内には、熱測定用に2つ、寒さ測定用に2つ、計4つの体温計があります。
皮膚の中に渦巻いているもの(皮膚のわずかな温度変化に反応)と、脳の中にあるもの(体温上昇し、血液温度が上がると反応)とがあります。
これらが絶妙に働きあって血液濃度や、心臓のポンプ作用、循環速度、血圧や呼吸のちょうせいをし、身体の温度を下げようとします。
このような体の恒温装置(サーモスタット)により、サウナ室温に対応した体温冷却の働きが行われます。
日頃、ぬくぬくと甘やかされた体は、この温度計がうまく作用せず、季節の変わり目に風邪をひいたり、夏バテ、夏痩せ(いいなぁ)、熱中症などが引き起こされやすくなっています。
このサーモスタットの反応速度を上げ、本来の力を呼び覚まし、覚醒されるのが、サウナと水風呂の交代浴なのです。
つまり、現代に生きるすべての人が一旦やっといたほうがいいのが「サウナ」なんですね。
いったいどんな人がサウナを利用しているのか?
その生態を覗いてみましょう。
男性は肥満減量(甘えてますね既に)女性は減量・美容
これが1位です。
あとは気分転換、ストレス解消、運動不足解消などを狙ってきているのが現実です。
日常的な疲れを癒すこと、心身のストレスの緩和、肩こりや腰痛の緩和、美容や痩身
このような理由が多いですね。
最適な温度は?
サウナの入浴は1週間に2回が理想と言われています。(厳しいですね)
生活の中にサウナを取り入れられたら、勝ち組です。
この疲れは実は「ストレス」が心身に影響を及ぼしている状態です。
「疲れたなー」と感じているあなたは週2回のサウナがお勧めです。
疲れは体のサイン。
しっかりと向き合って解消し、疲れの状態に合わせて適度に休息を取る事が、実ははいパフォーマンスを引き出す秘訣なのです。
【サウナに入る前に確認すること3選】 ・汗を吸収するタオルの用意 ・リラックスできる、十分な時間 ・明るい笑顔とリラックスした心
これらがいわゆる「3つの心得」というもので、忘れてはならないと日々語り継がれているものです。
そのほかに諸警告=守らないとつまみ出されるやつがあります。 ・食事してから1〜2時間は食休みをすること。 ・飲酒(色んな体の機能が正常に働かなくなり、最悪死にます) ・極度の疲労状態や、ハイテンション(まじ迷惑です) ・アクセサリの装着(まじやけどする)
これらをまもって、快適なサウナライフを送りましょう。
サウナの入り方7つの工程
1:サウナの前に体を洗い、水気を吹いてからサウナに入る。 2:リラックスして、過ごす。上段ベンチだと頭が90度、足が70どくらいになるので、あぐらがかけたらやってみましょう。バランスが取れます。 3:ロウリュ(医師に水をかけ、蒸気を浴びる手法)があれば体験してみる 4:8〜12分くらいはいる。自信がない人は短くすること・ 5:出たら、足に水をかける、シャワーを浴びる、汗を流して水風呂に入るなどして、健康刺激を与える。(とびこ¥むと危険です。まじで)寒気を感じるくらい入る必要はなく、3往復するとよいでしょう。お湯に入ると心臓への負担が増え危険です。 6:1〜5をくりかえす(3かいくらいかな) 7:終わりにシャワーか水風呂で体の熱を取る。んでしっかり拭いて、ボディケアを受けたら最高です。水分補給をし、湯冷めをしない格好で、30分くらい静養しましょう。 *サウナ後のビールは美味しいですが乾きを生み出し、飲みすぎます。まずは水を1杯飲みましょう。
フィンランド式の入浴方法 1:あなた自身の体に聞き、自分の気分で入浴せよ。 2:他の入浴の人に配慮をせよ(与える心) 3:ロウリュがまじでめちゃくちゃ重要。 ロウリュのおかげでサウナは温度変化をし、生き物のようにリズムを作ります。 これはフィンランドサウナでは、非常に需要なファクターで、身体的、精神的な面でとても重要なのです。
サウナができたきっかけ
歴史としては6000年もの昔、白夜の国のフィンランドのフィン族が太陽の恩恵の少ない北欧の風土の中で、厳しい寒さと労働の疲れを癒すために生活の知恵として生まれました。
テントサウナ、地中サウナ、小屋サウナ(現代)があります。
今日、サウナは北欧をはじめヨーロッパやロシアに受け継がれて、日本には1963年ごろから紹介され、今では愛用者が1000万人を越してきています。
人類は進化するにつれ体を最小限しか使わないため、筋力低下、身体は硬く、体力も低下、基礎体温の低下の傾向があります。
その上エアコンの使用で、自己免疫力が低下しています。
そして、食事のみだれによる、半健康の人が増えていています。
このような人たちにとって、サウナは自律神経を整えるのに最適です。
健康維持のために、安眠のために、あるいは美容のためにマジでおすすめなことです。
それぞれの健康状態や目的によって効果的にサウナに入ることで、健康的になれます。
コラム5 被災地やイベントでも活躍するテントサウナ 可動式のテントサウナは災害発生時、被災地に簡単に運べ設置することができ燃料が薪なのでライフラインが破壊されていても簡単に使用できます。 避難所で滞りがちな血流を促し、エコノミークラス症候群やストレスの緩和にも役立てられています。また雪原や海水浴場などでも人気が高く毎年各地で行われています。
フィンランドの「サウナの金言」 1:もし、サウナ、酒、そしてタールさえも聞かなかったらそのときは墓場あるのみ 2:ロウリュにはサウナの魂あり 3:ヴィヒダ抜きのサウナは塩抜きの料理 ヴィヒダはすごくいい香りで、白樺で作られた殺菌作用、良い香りのするものです。 4:キウアス(サウナストーブ)はサウナのこころ 5:サウナにいる時は教会の中でのようにしずかにしろ 6:歩けるうちはサウナに入れハゲ 7:女性が一番美しいのはサウナを出た後の1時間
入浴方法
温冷交代浴
熱いサウナと水風呂に交互に入る
・熱め(90度)のサウナにはいる
・8〜12分のサウナ浴後に冷水シャワーに入り、しばらく休憩。もう一度入浴する
・2〜3回繰り返す。
サウナ入浴時の禁忌
・高血圧の方の長時間の高温浴
・生活習慣病のある方の温冷交代浴
・飲酒した状態
効果
・スポーツ後、肉体疲労の回復
・肩こりや筋肉痛
・血圧に悩むかた
・鬱傾向や活力不足の時、食欲がない時、医学的検査を受けても何もないと言われている方
・美容効果
低温浴 (水風呂無し・サウナ下段)
低い温度のサウナにゆっくり入る
・サウナ室の低いところ(70度)に座り、リラックスして長時間(15〜20分)入浴する
・サウナから出たら足に2〜3杯の水をかけ、湯冷めしないように注意して20〜30分安静にする
効果
・不眠症で眠れない人
・気疲れ・ストレスが溜まってる人
・熱いサウナや水風呂に抵抗のある人や持病で入れない人
繰り返し浴
熱いサウナに長めに繰り返し入浴する
・まず風呂でよく温まる
・高温サウナに10〜15分入浴→休憩→高温サウナに最初より短時間で入浴する。
・これらを段々短くして3・4回繰り返し、よく汗を出す。
効果
・痩身
高温短時間浴
熱いサウナ(90度)に短時間入浴する
・サウナにはシャワーを浴びてから入る。水風呂なし。
効果
神経・感覚的疲労(瞼の痙攣、肩こり腰痛、声が掠れる)の改善
交感神経優位・過緊張など
注意点
・体力がある時がおすすめ、いわゆる荒療治です。
・鳥肌反応がでるが、神経調整能力を高めます。
サウナ入浴による、その他の効果
心臓機能更新・・・全身に効率よく酸素が送られるので血行促進につながります。
汗腺、皮脂腺の正常効果・・・体温が38度になると、汗腺、アポクリン腺の機能が高まり皮膚や皮下組織を洗浄します
HSPの増進・・・体の主成分はタンパク質、熱が加わると細胞内のタンパク質に損傷が出ますが、同時にHSP(ヒートショックプロテイン)がでます、これらがストレスなどによって損傷を受けた細胞異常に効果的です。冷えは万病のもと、体を温めると病は治ります。
コラム:医療分野でも活躍するサウナ 和音療法研究所所長は1989年からサウナを用いた「和音療法」を研究しています。 心身を和ませる程度(60度)の乾式遠赤外線サウナ浴で全身を15分均等加温し、深部体温を役1〜1,2度上昇させた後、30分間のい安静保温で和音効果を維持させ、終了時に発汗に見合う水分を補給する方法です。慢性心不全や閉塞性動脈硬化症、慢性疲労症候群に高い効果を発揮しています。 副作用がなく、費用対効果が高く、痛みや苦痛がなく、和んで気持ちいいという効果があります。
さて、めっちゃ長くなりましたが、わりとガチで役立つと思うので、特に経営者の方や、リーダー的立場の人は、ご自身はもちろん、部下や仲間の体調、メンタル調整に役立つと思うので、ぜひお役立てください。
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